P-Funk All Stars Live
レコードコレクターズ増刊のソウル&ファンクという本には、このアルバムの参加メンバーについて、
クリントンはクレジットされており、曲によっては声も聞こえるが、実際にステージに加わっていたかは定かでない。
と書かれている。これの本の元となったレコードコレクターズのP-Funk特集においても同様の事が書かれていたような記憶がある。
僕自身は、なぜ彼らがそのように考えているのか、ずっと疑問に思っていた。たしかに、このライブの演奏はかなりロックぽく、70年代の彼らのライブとはスタイルが異なる(Dennis Chambersのせい?)。しかし、僕が聴いたことのある80年代のP-Funk All Starsのライブは、この延長線上にあるものばかりだ。
p-funkメーリングリストでこのアルバムが話題になっていたので、便乗して、この件についてどう思うか聞いてみると、Mike Theissに絶対違うぜって言われた。
- 同時期のライブは全て同じような音
- この頃、自分が見たライブでは常にGeorgeがステージ上にいた
- Georgeが参加してないライブをCDとして売ったり、放送したりする価値はない
- 観客がMaceoの名前をよぶイントロとその後のMaggot Brainには音質の差はないように思う
- 楽器や声(Georgeの声を含む)は非常にナチュラルで、このようなサウンドをオーバダブで作りこむのは難しいのではないか
Georgeの参加を疑う根拠は何なんだろうか。