[音][SFBA][Oakland]Dead Kennedys at Oakland Metro

yyamano2011-02-04

Jello Biafra抜きとはいえDead Kennedysは見たかった。夜のOaklandはほとんど行ったことないので、ちょと怖かったのだけど、まあYoshi'sなんかのあるJack London Squareの近くの倉庫街っぽいので大丈夫だろうと思いがんばって行ってみた。近くの路上に駐車するスペースが見つからず、離れると危険なのかどうかもよくわからないので、安全側に倒して駐車場にとめた。会場の前で並んでると、みんな色々なところから歩いてくるので、きっと、まあ普通程度に危険/安全な地域なんだろう。会場は面白い作りで、入場すると倉庫みたいな雰囲気の物販スペースがあった。奥は右側にバー、左側に演奏スペース。なぜか男子用トイレが二つある。
最初はバグパイプカホン、ギター、ベース、ボーカルのバンド。ボーカルはパンクっぽい歌い方。ポーグスとかみたいな路線?次はThe Disciples。ヘビーメタル、ハードロック色の強いバンド。趣味じゃない。三番目はFlipper。後で調べるまで知らなかったのだけど、70年代後半から活動しているパンク?バンドらしい。これが実はすごくよかった。パンクというよりは、ポストパンク、ニューウェーブっぽいひねくれた音。ちょっとアルバムを聴いてみたいと思った。ギターのノイジーな演奏がよい。ドラムはちょっとつっかかる感じで残念。オリジナルメンバーはギター、ドラム、ボーカルの三人(http://chiddythekidd.wordpress.com/2011/02/09/ による)ギター、ボーカルの二人で、ベースの女性は再結成後のメンバーなので若いのかと思っていたら、そうでもなくローカルのパンクバンドで活動してきた人みたい。
ついにDead Kennedysの登場。モッシュの輪が大きく広がっていく。SFで見たライブのなかで一番怖いモッシュだった。四人くらい、縦にも横にも大きい人ががんがんぶつかりまくって、輪を作ってる人の間にも飛び込んでくる。酔っぱらってるのか、駄目になって輪の外に引きずられていく人もいた。Jelloなしの演奏を聴いて思ったのは、やはり曲がいいしうまい。そしてバンドのスタイルがかたまっている。これは古い曲の懐メロセットだったからなのかもしれないけど、特徴あるJelloのボーカルなしでもあまり違和感を感じなかった。East Bay Rayのギターは古いロックンロールを感じさせてかっこいい。遠くから見てるとロイオービソンみたいに見えた。D. H. PeligroのドラムはDKにはあってるんだけど、RHCPの音には合わないなとも思った。