[SOA]丸山先生レクチャーシリーズ in 東京2005 第五回

今回のテーマはSOAAOP、DI。

「ビジネスからSOAへ」は単なるOpenthologyの紹介。SOAで重要なのはビジネスなので、テクノロジー中心で進めるとうまくいかないというお話か。SOAでsemanticsがあまり問題にならないのは、まだそこまで使われていないのか、あるいはノウハウを社外に出したがらないのか、どっちなんだろうか。
アスペクト指向なソフトウェア開発」は、最近のアスペクト指向技術の広がりについての話。トランザクションについて何も考えず作ったアプリケーションにトランザクションを組み込む例はいまいち。ビジネス系のデータ中心システムだとトランザクション境界は非常に重要な設計要素なので、後でAOPトランザクション管理を組み込むというやり方は現実的ではない。トランザクション管理のコードをドメインのコードと分離できるのはうれしいけど。AOPは、DIなどともつながるコンポーネントの分離、結合技術。AOPを上流から説明するのは正しいやり方なのか? 上流のアスペクトには微妙な違和感。Claspectって何?
「DI: Configuration files must DIe!!!」。とりたてて新しい話は無し。英語の練習?
SOAコンポーネント技術 --- SCA入門」。階層的な構造(モジュール、サブシステム)は、SCAが上流の開発方法論との接点を豊富に持っていることを示唆しているとのことだけど、これはサービスのレイヤのことをいってるのだろうか?