ThoughtWorksアンソロジー その1
同僚達と一緒に翻訳していたThoughtWorks Anthlogyが今月末に出版されるので、その内容を少しづつ紹介します。
ThoughtWorksアンソロジー ―アジャイルとオブジェクト指向によるソフトウェアイノベーション
- 作者: ThoughtWorks Inc.,株式会社オージス総研オブジェクトの広場編集部
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ThoughtWorksアンソロジーは、ThoughtWorksというグローバルな技術コンサルティング、アプリケーション開発を行う会社の社員によるエッセー集です。ThoughtWorksというとMartin Fowlerというイメージですが、CruiseControl、CruiseControl.NET、NUnit、PicoContainer、XDoclet、XStream、JBehave、JRuby、Enterprise Integration Patterns、アジャイル、継続的統合、TDD、これら全てにThoughtWorksの社員が関わっています。また、創業者のRoy Singhamは、優秀な人だけでフラットかつダイナミックな組織を作る社会的実験のためにThoughtWorksを作ったことでも有名です。そして、その実験は今のところうまくいっているようです。
ThoughtWorksにはさまざまな職種、国、人種の人々が働いているらしく、その結果なのか、このエッセー集で取り扱われている話題は、以下のように幅広いものです。実のところ、僕自身も全部読んだわけではありません。
- ビジネスソフトウェアのラストマイルを解決する
- とある秘密基地とRubyによる20のDSL
- 章言語の豊かな景観
- 多言語プログラミング
- オブジェクト指向エクササイズ
- ところでイテレーションマネージャとはなんだろうか
- プロジェクトバイタルサイン
- コンシューマ駆動契約
- ドメインアノテーション
- Antビルドファイルのリファクタリング、補足
- 1クリックデプロイ
- アジャイルかウォーターフォールか
- 実践的な性能テスト
たぶん続く・・・