The Beat! Go-Go Music From Washington, D.C.

yyamano2010-03-06

Kip LornellとCharles C. Stephenson, Jr.によるThe Beat: Go-Go's Fusion of Funk and Hip-Hopの第二版。表紙の変更、写真の入れ替え、2001年以降のGo Goの状況を記述した章(30ページ弱)の追加が変更点。
興味深かったのはDavid Rubinというプロモータの話(R.I.P)。DavidはNew York生まれの白人で大学で勉強するために、ワシントンD.C.に引っ越してきた。そして、Discordレコードのアーティストと初期のGo Goミュージシャンをカップリングしたコンサートを企画していた。
これは、ずいぶん昔にNirvanaのドラマーのDave Grohlがどこかのインタビューで語っていた、昔のワシントンD.C.ではパンクな白人とGo Goが仲良くしていたという話じゃないだろうか。Henry RollinsのInfinite Zeroからは、Trouble Funkのシングルのコンピやライブ盤が出た事もあるし、アメリカのハードコアとGo Goには深い関係があるのだろうけど、きちんとそれについて書かれた記事は今まで見たことがなかった。