Outside Lands Music and Art Festival @ Golden Gate Park

yyamano2010-08-14


去年に引き続いて、二回目のOutside Lands Music and Art Festivalへの参加。

寝坊したのでPeople Under The StairsとFreelance Whalesを見逃してしまった。まずは、お腹がすいたので釜焼きのピッツァとビール。なかなか美味しい。隣のアルゼンチンBBQっていうのにも惹かれたけど、とりあえず列のなかったピッツァにしてみた。今日はなぜかお腹がすいたので、この後、生牡蠣、ホットドッグも食べてしまった。生牡蠣は一皿ではなく、一個単位で注文できる。

あと、今回はWine Landsを試してみた。これは、色々なワイナリーが店を出していて、ティスティングもできる場所。屋根もあって落ち着いた雰囲気。最初、買い方がよくわからなかったのだけど、ここはチケットを買う必要がある。チケットは一枚、$1で十枚単位で購入する。グラスはプラスチックのやつが$1で売っている。これもチケット売り場でチケットを買った時に、チケットと交換。もしかしたら、グラスはチケットでなく、現金でも買えるのかもしれない。それから、それぞれのブースでティスティング($2-3)、グラス($8-10)で注文すると、持って行ったグラスについでくれる。今回、飲んだのはMurphy-GoodeとUntiのZin。前者のほうが好き。後者は僕にはなめらかすぎる感じだった。明日、もう少し試してみるつもり。

最初に見たのはDawes。あまり楽しくなかったので、二曲くらいでSierra Leone's Refugee All Starsのステージに移動。こっちは、レゲエ(スカっぽい速さの曲もあった)にアフリカな感じ。悪くないけど、それほどグッとこなかった。次はPretty Lights。白っぽいポップなエレクトロニカ。これも趣味じゃない。

Gogol BordelloとThe Pimps of Joytimeのどっちを見ようか迷ったのだけど、名前を聞いたことのないThe Pimps of Joytimeにした。これがなかなかかっこいいファンク、ラテン、ロックなバンドだった。ボーカル兼ギター、ベース、キーボード、パーカッション、ドラムの五人編成なのだけど、ボーカルとベースはキーボードもひくし、キーボードの人は歌も歌ってシンセサイザー・パーカッションも叩くという芸達者なバンド。華がないのとキャッチーな曲がないのが欠点でCDは微妙だけど、ライブは見に行くだろうなっていう感じ。弦高とピックアップの高さが低い感じのプレベMoog(ベースの人が弾いていた)の音が気持ちよかった。

次はThe Levon Helm Band。The Bandの人としか知らなかったし、The Bandもきちんと聴いたことがなかったのだけど、渋くてかっこいい。サザンロック、カントリー、ニューオリンズがミックスされた感じの渋いロック。ホーンが5人、ギターが4人(ボーカル兼)という大所帯のバンドだけど、まとまりもよく気持ちよく聴けた。

Rebirth Brass Bandはあいかわらずファンキー。でも、気分が盛り上がったころに終了。去年はTrombone Shorthyが出てたけど、ニューオリンズ枠があったりするのだろうか。

My Morning JacketもTokyo Police Clubもいまいちピンとこなかった。Beats Antiqueはアラビックなメロディのエレクトロニカ。セクシーもベリーダンサーもいる。好きなタイプの音のはずなんだけど、これもグッとこない。

Cat PowerはCMのSpace Oddityのカバーしかしらなかったけど、なかなかよいシンガーソングライター。写真とか見たことなかったのだけど、黒っぽい上下に髪も後ろで結んで地味な感じ。

Furthur ft. Phil Lesh & Bob Weirを少し見たのだけど、好みの音ではない。安心して聴けるんだけど、わざわざ聴きたいと思うタイプの音ではない。最後はThe Strokes。名前しか知らなかったのだけどかっこいいロック。QueenWe Will Rock Youをバックに登場。声も曲もいい。ただ、どうも演奏がいまいちで、もう少しタイトだったらめちゃくちゃいいバンドなのに。CDだけで聴くんだったら、かなりいいかも。