Outside Lands Music and Art Festival @ Golden Gate Park

yyamano2010-08-15


2日目のOutside Lands Music and Art Festival。昨日、書き忘れたけど、2009年には3日だったのが2日に、会場も少しせまくなっている。移動が楽になったのはいいのだけど、トイレや屋台?が混雑してるし、少しマイナーなバンドを見るチャンスが減ったのは残念だ。Outside Lands自体の人気の問題なのか、あるいは景気が悪いとか、日本のように野外フェスバブルがはじけたのか、よくわからないけど。

今日の食事はアルゼンチンBBQ、Primo's Parrillaのチキンサンドウィッチ。これは美味しい。後で、豚のソーセージのサンドウィッチも食べたけど、これも美味しかった。どうも、OaklandやEmeryvilleの路上で売っているお店みたい。ワインはDeloachとHoboのzin。Deloachのzinは好みのタイプではないのだけど、もの凄く美味しかった。

最初に見たのはNneka。もっとシンガーソングライターっぽい人かと思っていたけど、レゲエの影響を受けたシンガー。好きなタイプの声でよかった。

次はThe Temper Trap。これは全く知らないバンドなんだけど、ボーカルのファルセットが気持ちいい。なんか評論家受けしない80年代後半MTV臭のする曲。中途半端にメインストリームな感じだけど、でもそれがこのバンドと声にはあっていて良い感じ。踊りまくりながら、ベースを高くもってサムピックを使ってベーシストも渋い。

ちょっとのぞいたVieux Farka Toureはアフリカっぽい音。でも、急にJames Brownのバラードみたいなのを歌いはじめた。

Janelle Monaeはこれで二回目。前回はCafe Du Nordという小さい箱だった。おそらくバックバンドは前回と同じ。ダンサーは今回もちょっとしか踊らなかった。Cafe Du Nordは小さいから活躍の機会が少なかったのかと思っていたけど、そうでもないようだ。今日ぐらいの大きさのステージで夜にみたいな。

Al Greenは王道のソウルショウ。薔薇の花を配ったりして、客の喜ばせ方をよく知ってる。客が自然に大合唱しはじめた瞬間は感動的だった。後半のモータウンからスタックスまでソウル系のヒット曲カバーも大盛り上がり。よいショウでした。しかし、横に大きくなっていたのにはびっくり。

Chromeoはなんだかよくわからないユニット。80年代エレポップっぽいなと思っていたら、Hip Hopのビートになったり、ディスコっぽくなったり。白い感じのダンスミュージック。

Aterciopeladosは女性ボーカルのバンド。声がいい。うたい回しの感からすると南米、あるいはスペインのバンドっぽい。お客が一緒に歌っていたので人気のあるバンドなんだと思う。

Social Distortionは単純に楽しめる8ビートのパンク。あの当時、こういう音を聴いていた人達は今、何をしているのだろうか。そして、あの当時、こういう音を必要としていたような若者は今、何を聴いているのだろうか。楽しめるんだけど、ちょっと考えてしまった。

The Budos Bandはアフロファンクのバンド。期待していたほどではなかった。

最後はKings of Leon。寒くてたまらなかったのでコーヒーを飲んだのだけど体が暖まらない。耐えられなくなったので途中で帰った。あんまりピンとくる音ではなかったっていう事なのだけど