最近の買い物
最近の買い物。
Give Me Convenience or Deathは再結成Dead Kennedysのライブを見た後で、古本屋で安い盤を見つけたので購入。かっこいい80年代アメリカンハードコア。Discoはライブの後で購入。よく考えたらベスト盤を持っていたのでわざわざ買うほどでもなかったのだけど下品なジャケに惹かれた。Theo Parrishはついつい買ってしまうのだけど実はそれほど作品自体は好きではない。DJはめちゃくちゃ好きなんだけど。Scott Pilgrimは同名の映画のサントラ。原作はカナダのコミックなんだけど映画もコミックぽい仕上がりだし、マイケル・セラはワンパターンな役で映画としてはいまいち。でもラモーナ役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド(ダイハード 4.0のジョンの娘役)、Sex Bob-ombのドラマー役のアリソン・ピル、スコットのガールフレンドのエレン・ウォンが魅力的。サントラはSex Bob-omb目当てで買ったのだけど、よく見るとBeckが作曲してる。It's Not Meは上海でたまたま見た22が気に入って購入。ビデオが歌詞とあっていてとてもよい。Lilyは話すような歌い方と歌詞がよい。皮肉でリアリスティックでガーリーな歌詞をものすごくポップなメロディにのせてる。
- Give Me Convenience or Death / Dead Kennedys
- Disco / Blowfly
- Sketches / Theo Parrish
- Scott Pilgrim vs. the World / Sundtrack
- It's Not Me, It's You - Special Edition / Lily Allen
- The Lovers Rock Story 2 / Varius Artists
- Abundance Abundance / PPP
Spiral、Baby Doll Diary 2、32 Decembreはパリで購入。いわゆるバンド・デシネ。フランス語なので内容はわからない。Spiralはつげ義春を思い出させる。Baby Dollはセクシーな内容なのに絵がまったくかわいくないのがよい。Kick-Assは映画がものすごくよかったので原作?を購入。映画はハッピーでわかりやすい少年の成長ものを目指したのに、ヒットガールが魅力的すぎて、誰が主人公なのかわかりにくくなっているのに対して、原作はあくまでKick-Assが主人公でわかりやすい救済のない世界。ヒットガールのエピソードもダーク。ヒットガールのエピソードはよくできてるんだけど、そのせいでテーマがぶれているようにも思う。Nan Goldinは小さいハードカバーのコレクション。マレのヨーロッパ写真美術館で見て、久しぶりに見たくなって購入。彼女の写真は結構見ていたつもりなんだけど、それでも見た事のない写真があった。
- Spiral / Cercery Niholenyl & Attila Futami
- Baby Doll Diary 2 / Julie Ka & Phillippe Scherding
- 32 Decembre / Enki Bilal
- Kick-Ass / Mark Millar & John Romita Jr.
- Nan Goldin / Nan Goldin
Llik Your Idolsはニューヨークのノーウェーブシーンのドキュメンタリ? 何度見ても、途中で寝てしまう。Abidjan Ivoir Danceはアフリカ人街のDVD屋で買った。Les 10はユッスー・ンドゥールのライブ。Stravinskyは春の祭典目当て。
- Llik Your Idols
- Abidjan Ivoir Dance
- Les 10 and du Super Et*ile de Darkar
- Stravinsky and the Ballets Russes
- ビフォアサンセット
JavaScript Patterns
JavaScript Patterns: Build Better Applications with Coding and Design Patterns
- 作者: Stoyan Stefanov
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 2人 クリック: 79回
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JavaScriptの難しいところを丁寧に説明してくれる本。文法は理解したけど、いざ書いてみると、色々な罠にはまって思ったように動いてくれないという人向け。ただし、パターンといいながら、いわゆるソフトウェアパターンの形式ではないし、ややグダグダな記述もある。後半のGoFパターンをJavaScriptでどのように実現するかを紹介している章はやや疑問が残る。そういう欠点はありながらも良書。かなりお勧め。読み終わってから、日本語訳が出ているのに気がついた。
最終日
from mixi.
今日、学んだこと。
車の運転はめちゃくちゃ荒い。モーター付き自転車やバイクは超危険。青信号でわたるより、赤信号で渡るほうが安全。
松屋、吉野家などはファミレスみたいな扱い。カウンターだけの店はなく、ちゃんとテーブルがあって、家族連れでも来る。
南京路のあたりは中国、日本、ヨーロッパがミックスされたような街。古い建物も、その雰囲気を無視して、派手なネオンを使っているのが面白い。節操のなさがアジア的。
結婚するには車とお金が重要。それがないと、奥さん実家に結婚相手として認めてもらえない。でも、上海人女性はお金持ちで家を二軒もっていたりする。中国人男性に対する要求は厳しいけど、外国人男性に対してはそれほどでもない。一般的な中国女性は強い男性を好むけど、上海人の女性は優しい男性を好む。上海人男性は優しいし、料理や家事ができるのでモテるらしい。
ジャズ/ファンク/ソウルな生演奏をしていたワインバーはお金持ちエリアにある店で、上海人はあまりこない。上品な地帯なはずなのに、日本語で女の子どうですかーって声をかけられる。倉庫の再開発っぽい作りだけど、実はあえて倉庫っぽい作りにしている。
[読]プログラマが知るべき97のこと
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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面白かったのは「05 美はシンプルさに宿る」、「21 技術的例外とビジネス例外を明確に区別する」の二つ。
ソフトウェアにおける美しさは、Boochに「ところで、美とはなんでしょうか。私達は、ソフトウェアにおける美というものを正しく理解できていません。」と問われてから、ずっと考え続けて、でも自分のなかでは結論が出ていないテーマだ。ここでは、シンプルなコードが美しいと言っている。そして、シンプルさとは、「アプリケーションやシステムが全体としてどれほど複雑であっても、個々の部分を取り出してみると、全てがシンプルになっています。単一の責務を持ったオブジェクトは、メソッドもすべて機能が絞り込まれており、名前を見ればすぐに、持っている機能がわかるようになっています。」と言っている。ここでは大きな構造の話と小さなコードの話が一緒になっているように感じるが、すくなくとも大きな構造に関しては僕も同意見だ。
技術的例外とビジネス例外は完全に区別できるだろうか。できるシステムもあるだろうし、その場合にはそのように努力すべきだとは思う。しかし、何らかの技術的なエラーで処理が続行できないが、ビジネス的な観点ではその場合にも何らかの処理が必要な場合はどうだろう。例えば分散システムで、コミュニケーションするシステムがダウンしている場合でも、できる範囲で何らかの処理をしないといけない場合はどうだろう。また、プリンタ出力やメール送信ができない場合に別の方法で連絡しないといけないとするとどうだろうか。この場合には境界が曖昧になる。
[音][SFBA][Oakland]Dead Kennedys at Oakland Metro
Jello Biafra抜きとはいえDead Kennedysは見たかった。夜のOaklandはほとんど行ったことないので、ちょと怖かったのだけど、まあYoshi'sなんかのあるJack London Squareの近くの倉庫街っぽいので大丈夫だろうと思いがんばって行ってみた。近くの路上に駐車するスペースが見つからず、離れると危険なのかどうかもよくわからないので、安全側に倒して駐車場にとめた。会場の前で並んでると、みんな色々なところから歩いてくるので、きっと、まあ普通程度に危険/安全な地域なんだろう。会場は面白い作りで、入場すると倉庫みたいな雰囲気の物販スペースがあった。奥は右側にバー、左側に演奏スペース。なぜか男子用トイレが二つある。
最初はバグパイプとカホン、ギター、ベース、ボーカルのバンド。ボーカルはパンクっぽい歌い方。ポーグスとかみたいな路線?次はThe Disciples。ヘビーメタル、ハードロック色の強いバンド。趣味じゃない。三番目はFlipper。後で調べるまで知らなかったのだけど、70年代後半から活動しているパンク?バンドらしい。これが実はすごくよかった。パンクというよりは、ポストパンク、ニューウェーブっぽいひねくれた音。ちょっとアルバムを聴いてみたいと思った。ギターのノイジーな演奏がよい。ドラムはちょっとつっかかる感じで残念。オリジナルメンバーはギター、ドラム、ボーカルの三人(http://chiddythekidd.wordpress.com/2011/02/09/ による)ギター、ボーカルの二人で、ベースの女性は再結成後のメンバーなので若いのかと思っていたら、そうでもなくローカルのパンクバンドで活動してきた人みたい。
ついにDead Kennedysの登場。モッシュの輪が大きく広がっていく。SFで見たライブのなかで一番怖いモッシュだった。四人くらい、縦にも横にも大きい人ががんがんぶつかりまくって、輪を作ってる人の間にも飛び込んでくる。酔っぱらってるのか、駄目になって輪の外に引きずられていく人もいた。Jelloなしの演奏を聴いて思ったのは、やはり曲がいいしうまい。そしてバンドのスタイルがかたまっている。これは古い曲の懐メロセットだったからなのかもしれないけど、特徴あるJelloのボーカルなしでもあまり違和感を感じなかった。East Bay Rayのギターは古いロックンロールを感じさせてかっこいい。遠くから見てるとロイオービソンみたいに見えた。D. H. PeligroのドラムはDKにはあってるんだけど、RHCPの音には合わないなとも思った。