Trulio Disgracias @ Rockit Room

yyamano2009-08-20

Trulio Disgraciasは、Fishboneのベーシスト、Norwood Fisherが中心となってやっているファンク、ロックバンド。90年代後半くらいから、Fishboneを追いかけているとしばしば名前を聞くけど、メンバーは流動的のようでどうにも実体がわからなかった。僕の知っている音源は、Good Burgerのサントラに収録されているGeorge ClintonのカバーDo Fries Go With That Shake?、評判の悪いFishboneのDVD、Critical Times: Fishbone's Hen House Session、あとCDが一枚(これは未聴)。メンバー紹介のページを見ると、Fishbone、Weapon of Choice、Red Hot Chilli Peppersあたりの90年代LAパンクファンク人脈を中心に何十人もの名前がのっているので、まあジャムバンドなのだろう。
そんなTrulio DisgraciasがライブをやるというのでRockit Roomまで見に行ってきた。Rockit Roomは初。まわりは中国系の店ばっかりなので中国人街っぽい。よさげなパブや古本屋、中古レコード屋もあった。このライブは、Warped Tourのアフターパーティ。FishboneがMountain ViewのWarped Tourに出演したので、そのついでって事なのだろう。
最近、ライブに遅刻して肝心なところを見逃すことが多いので、がんばって定刻に到着。しかし、まったくライブが始まりそうな雰囲気なし。しばらくして、メンバーが到着して機材のセッティング、リハがはじまった。客が自由にリハを見れるぐらいの緩い雰囲気。
ずいぶん長い間まって、ようやく演奏開始。小さいステージに20人弱のメンバーでファンキーなジャムっぽい曲を演奏。途中、Red Hot Mamaのカバーをやったけど、それ以外はまったく知らない曲ばかり。そこそこ入っていた客もいつの間にかいなくなり、メンバーのほうが客より多い状態になってしまった。まあ、知名度もないし、最近うけそうな音でもないので仕方ないのだろう。
店で拾ったフライヤーによるとメンバーは以下の通り。NorwoodとOverton以外は顔と名前が一致しないので、本当にこのメンバーだったのかどうかはわからない。

  • Norwood Fisher (Fishbone)
  • Paul Hines (Tina Marie)
  • Overton Loyd (P Funk)
  • Vicky Calhoun (Cypress Hill)
  • Israel Joseph (Bad Brains)
  • Matt (Soccermom)
  • Phil Cheval (Human Rights)
  • Neb-Luv (Five Footahz)
  • Bob Alvarado (Skeletones)
  • Bobby (Delta Nova)
  • Nerd Nate
  • Eliza (Burt Bacharach)
  • Victor Orlando (Gap Band)
  • Greg Bell (Subject to Change)
  • Edwin Birdsong