The Heavy and Sharon Jones & the Dap-Kings @ The Warfield

yyamano2010-06-25

チケットを買ったのが遅かったのでバルコニーのシートありのやつしか買えなかった。The Warfieldの入り口は入場待ちの人の列。中に入っても、ほぼ満席状態。Sharon Jonesが、こんなに人気があることを知らなかった。

前座はThe Heavy。アルバムの音より若干ロックっぽい感じ。Swabyの声は生で聴いてもいい。シャウトしてもいいし、ファルセットもいい。残念だったのは、ハイハットとホーンが突っ込みがちになること。ホーンはDap-Kingsの人達らしいので、ライブの数を重ねれば、きっとうまく合うようになると思う。

Sharon Jones & the Dap-Kingsは、ずっと名前は知っていたんだけど聴いたことがなかったバンド。いわゆるレアグルーブ系のバンドだと思っていたのだけど、王道のソウルバンドだった。アーシーな60年代ソウルにJames Brown的ファンクとポップでモダンな風味(モータウン的なのか?)をつけた感じで楽しめる音。スローなバラードなんかはブルース色がつよく、60年代的なブラックミュージックをごちゃまぜにした感じ。
始まりは、バンドだけの演奏で、ベースの人(バンドリーダ?)の合図でJB的に細切れに曲をつないでいっていた。ギターの人のMCでSharon Jonesが登場と、ソウルレビュー的な構成だった。
中盤で女性客をステージにあげて踊らせたり、勝手にステージにあがってきた男性とダンスしたり、歌いながらCD、レコード、スニーカにサインしたりで、客のいじり方がうまい。
バンドはギター二人、オルガン、ベース、パーカッション、ドラム、アルト、テナー、トランペットのホーン三人、コーラス二人、チェロ、バイオリン、ヴィオラのカルテット。演奏は安定していて、安心して楽しめた。